私が彼方の方を見ると彼方はカッコイイおじさんと話していた。
私が近くによると話が聞こえてきた。
「やぁ彼方君。久しぶりだね」
「はい。お久しぶりです、翔也さん」
「ところでそちらのお嬢さんは?」
「僕の婚約者です。優稀、挨拶して」
とっさに挨拶をしろと言われ私は戸惑った。
「とっ東宮優稀です。はじめまして」
「初めまして、優稀さん。
私は相楽翔也です」
ん?相楽ってどこかで…?
「翔也さんは湊のお父さんだよ。
今日のパーティーの主催者でもある」
え?
えぇぇぇ!
湊先輩のお父さん!?
言われてみれば似てなくもないけど…
お父さん若すぎじゃない!?
「優稀さん。湊がいつもお世話になっているそうだね」
相楽さんが笑顔で言った。
「いっいえ!とんでもないです。むしろこっちの方がお世話になってるっていうか…」
私は手を左右に激しく振った。
「元気なお嬢さんだ。これからも湊をよろしく。じゃあ彼方君私はこれで失礼するよ。また話そう」
「はい。翔也さん」
そう言って相楽さんは顔に満面の笑みを浮かべて去って行った。
