『よしよし…。
大丈夫だから。』


優しく微笑みながら、先生が私の頭を撫でる。


「せんせ……?」


目を開けると、誰もいなくて。


夢…?


いつの間にか寝てたんだ…私。


携帯を開くと、『21:06』。


結構、眠ってたんだ…私。


「お風呂…入らなきゃ。」


重くなった腰を持ち上げて、クローゼットの中から、着替えを取り出して階段を降りる。