「まさか…来てくれるなんて思わなかった。」


「あれから何年経ってる?

今度こそ幸せになるんだぞ?

こんな可愛いお嫁さんをもらったんだ。
泣かす事だけは、するんじゃないぞ?」

「有難う…親父。」

二人が固く握手した。


あの離婚以来、先生とお父さんはお互い話しをしなくなって、距離が出来た。


でも…どちらかが一歩、歩みだせば分かり合える事。


これからなのかなぁ…。


先生と、お父さんが向き合えるのは。


そうだといいな。