「あらあら、こんなに綺麗になっちゃって。

好きな人の存在って凄いね。

いつもこれだけ綺麗にしてるといいけどね。」


ベッド下を掃除してると、お母さんの声。


「お母さんだって、お風呂掃除の気合いが違うじゃん。

いつもあれ位綺麗だと気持ちいいのにね。」


そう言ってやると、お母さんが笑った。

それにつられて私も。


「さ、それ終わったら買い物に行こ?」

「うん。」


残った場所を一気に終わらせた。