「あれ?
俺、何か変な事言った?」


「いいのよ。
悩ませておけば。
裸にリボン付けて、『私をあげる』って言っとけばいいものを…。」


淡々と語って、お弁当を食べる美咲。


「あはは、それ最高。
先輩、それにすれば?
絶対男は嬉しいから。」


ダメだ…。


この二人に期待した私がバカだった。


裸にリボンて、いつの発想よ。