でもすぐ離れた。


何処で誰が見てるか分からないから…。

そそくさと車に乗り込み、駐車場を後にした。


「ごめんな?」


髪に触れた。


「ううん。
別に気にしてないから。」


そう…悪い事してる訳じゃない。


世間的に許されなくても、私達は、ただ恋をしてるだけ。


好きだから一緒にいるだけだ。