お昼過ぎた辺りからお客さんがチラホラ。


『3‥2‥1‥』
時計を見ながら心の中でカウントダウンする。

「時間だから上がっていいよ。」


「はぁい。」

カウンターの下の棚に置いてある荷物を取って、『お疲れ様でした。」


マスターに挨拶して店を出たとこで携帯を取り出して、先生に電話。


「もしもし、終わったぁ。」


『知ってるぅ。
向かいのツタヤの駐車場にいるから。』


えっ!?



駐車場を見ると、
携帯持って私に手を振る先生がいた。