休み時間、加山と宮原が廊下で楽しそうに話しをしている姿を目にした。


何を気にする事なく堂々と話しをしてる。


俺は、アイツに何もしてやれない…。


そんなもどかしさも募る。


出口の見えないトンネルに迷い込んだ様に俺の心はもがき苦しみだした。


授業中、君と目が合った。


それだけで楽しい気持ちになるのに…。

でも…これ以上君を傷付けたくない。


泣かせたくない…。