「…別れよう。
俺は教師に…お前は生徒に…戻ろう。」

「意味…分からない。
何がいいたいの?
何で別れなきゃいけないの?」


先生の腕を掴んだ。

「理恵には…幸せな恋をして欲しい。

堂々と手を繋いで、人の目も気にしないで歩ける…そんな人と付き合って欲しい。」


「そんなの別れの理由になんないよ!!
付き合おうって決めた時点で分かってた事でしょ?

私はそれでもいいって言ったじゃん!

それでも…先生がいい…。」


泣きながら本音をぶちまけた。