「……ごめんなさい。 何か…先生の過去ごと…受け止める自信…ない…。」 先生の事、ホントに好き。 好きで仕方ないよ。 でも…今の私には… あまりに先生の過去が重過ぎて…。 きっと…先生と同じ位の人生経験や、恋愛経験が有ったら 包み込んであげられる……。 「私は大丈夫」だと言ってあげられると思う…。 子供の私には…あまりに重過ぎて…。 何も言わないで、もう一つの布団に移動した。 頭から布団を被って、総ての事から逃げた。 何も聞きたくなくて。