「こないだね、宮原君から聞いたの。

宮原君、絶対恋愛対象にならない?」


「一緒にいると楽しい。
メールもね、くだらない内容なんだけど元気になるの。

いつの間にか笑ってる。」


「私は大切にしてくれると思うよ?」


「日曜日、山口君に逢う…。」


「そっか…。」


コーヒーを飲みながら二人で道行く人を見ていた。