「おもしれぇ…… ダメだと思ったら ギブアップしてもいいんだぜ?」 早く“大人”になって 啓くんから余裕を奪いたい。 あたししか見えなくして ……苛めたい。 「ケーキ食べるか」 「うん!!!」 ケーキを持って 二人で仲良くキッチンへ。 「切らなくていいか」 「あたし、紅茶入れる!!」 マグカップを取り出して お湯を沸かす。 いつもは勝手に やってるんだよね…… 「啓くん、ミルク?」 「あぁ」 啓くんは、紅茶のときは 必ずミルクを入れて ミルクティーにするんだ。 .