「華ちゃん、大丈夫…… 俺がついてるから…」 「…え……」 一瞬あたしから視線を反らして もう一度、目が合う。 「―――…」 「え…?」 涼さんが、あたしに耳打ちする。 …?? 戸惑いながらも、言われた通りにする。 「……ゃ、んん…」 「…華ちゃん……」 それは『キスのフリ』。 なぜか涼さんにそう言われて、従った。 「……もういいよ。」 「…え……」 あたしを離す涼さんは ニコニコ笑っていた。 .