「っっ!!!!」 遠くからでもわかる。 目に、たくさん涙を貯めた華が 俺を見たまま立ち尽くしていた。 ……今の 見られてた?? 俺は、直感で ヤバい と感じた。 …これ、浮気に入るワケ?? あれこれ考えていると いきなり、華が走り出した。 「っ……華!!!」 反射的に、追いかける。 華は、止まることなく ホテルに入っていく。 花火の上がる音が 頭に響く。 ……華の、さっきの 失望した みたいな顔が 頭から離れない。 .