「あれぇ、啓飛!! 一人??あの子は?」 「……瑠亜…」 瑠亜がまた一人で来たから 仕方なく電話を切る。 結局、華は電話に出なかった。 「華、見なかったか? トイレに行ったまま、戻って来ないんだ。」 「知らないわよ。 啓飛、あの子に逃げられたんじゃない??」 ニヤニヤしながら 近づいてくる。 普通なら、瑠亜の色っぽい雰囲気にやられるだろう。 でも、俺は普通じゃない。 …俺には、華がいる。 .