そんな不安に襲われる。 「華…」 ホテルと繋がってるところで待っていたのだから 見失ったワケではないはず。 「……華…」 待て、ちょっと待て… 柄にもなく焦ってる俺。 焦ってる場合かよ? もしかしたら、華が泣いてるかもしれない。 そんな、悪い予感がする。 携帯を取り出して 電話してみる。 《プルルルル…プルルルル…》 もう、7回くらいコールが鳴ったが 華が出る気配がしない。 ……お願いだ 出てくれ… .