「今日、花火上がるの知ってる? 夏のイベントで、縁日があって 夜の8時からあるの。」 「知ってる。」 そんなこと、とっくに知ってる。 このあと、華と行くつもりだったからな。 瑠亜から視線を外して 食べていると 「ねぇ、一緒に見ない?」 「は…?」 意味不明なことを言ってきた。 どこに、彼女がいるのに元カノと花火見るヤツがいるんだよ。 まだ好きなら別だ。 でも、俺は違う。 瑠亜のことなんか 綺麗に忘れていたから。 .