そんな出来事を簡単に説明すると 直哉は納得したように笑った。 「一目惚れか…… 前田さん、美人だからなぁ。 しかも高校か…」 何かをしみじみと考えてる直哉を 涼がバカにしたように笑う。 「コイツ、前田さんが好きなんだよ。 まぁ、彼女はいるし 憧れみたいなもんだけど。」 落ち着いた声で 教えてくれた。 「…瑠亜を……ね。」 きっと、瑠亜を好きになると 苦労するな。 「…涼は?」 「俺?俺は、好きなやつも彼女もいない。 ただ……」 .