あたしは、ため息をつく敦に向かって なるべく声を小さくして叫んだ。 「啓くんは“あんなヤツ”じゃないし、カッコつけても、カッコいいからいいの!!! あたしは啓くんが好き。 どこも何も、全部が好き。」 なんで敦にこんなこと言ってんだろ。 ……わかんない、けど ムカついた。 啓くんのことを何も知らない敦に そんなことを言われて ムカついた。 「華ちゃん。 これ三番にお願い」 「…ぁ、はい!!」 あたしの前で、固まってる敦を置いて フロアに出た。 .