敦、気が利くなぁ…… なんて 呑気なことを思っていた。 「…マジかよ……」 そんな、敦の呟きは ウキウキしたあたしには 全く聞こえなかった。 教室に戻ると 絋花がメニューを仕上げていた。 「敦、何て?」 「『絋花と悟は二人きりがいいから、俺と二人で回ろう』って。 オッケーしたからね♪」 布を置いて メニューに間違いがないか確認する。 「…敦も動いたか……」 「絋花、なんか言った?」 「べっつに〜?」 それから あたしと絋花で レイアウトの確認をした。 .