「……だって、あたしと敦は中学入る前から友達だったんだよ?

今さら、恋人にはならないよ。」



あたしも、真上に広がる星空を見上げる。


啓くんは、黙って月を見つめてる。



「け、啓くんだって…あたしのことなんか、恋愛対象に見れないでしょ!!?

今さら、そんなの無理だよね。
……敦も一緒だよ」




啓くんに視線を向けて

ヘラッと言った。


なんて答えられても

笑っていられるように。



今まで

気になってたことを
ぶつけてみた。





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