また 朝が来た


耳障りなベルが 唯一の平穏をぶち壊す



ボサボサの髪
寝跡とヨダレだらけの顔

石の様な体にジャージを着せ 携帯を見る

(…また返信無しか…)


携帯とiPodをポケットにブチ込み 軽いストレッチをして 家を出る

外は吹雪。


(まるで あたしとアキラ君の様だよ…)


気分と同化した天候は 例え向かい風でも 居心地の良さを感じた。