私はひたすら明夏梨を待った。 しばらくして… ガチャンッ! …扉が、開いた。 「おはよう…」 「明夏梨!!おはよう☆よかった!!来てくれたんだね♪」 …だけど、だけど。 明夏梨には涙の跡がある。 無理して笑顔をつくってる。 「…なんで、泣いたの!?」 …気付けば言葉が出ていた。