ってか誰?!

知らない人なんだけど!!

るきあ助けてよ!!


「そうだけど?俺等に何か用?」


タイミングよくるきあが質問に答えてくれた。


「彼女さん、本当??」


るきあに疑いの眼差しを向ける若い男の人。


「本当、本当本当!!」

「よし、ならお二人に提案!!」


ってゆうか・・・

アタシたち、ちゃんと恋人同士として周りから

見られてるんだ・・・

安心・・・


「提案?何だよそれ。」

「ペアリング欲しくない??」


ペアリング・・・


「欲しい・・・」


ポロリとでた本音。


「え、かける欲しいの?」

「やっ、ペアなんて素敵だなっ・・・って思っただけで・・・その」

「んじゃくれ、俺らにピッタリのペアリング。」

「よしっちょっと来い!!」


え・・・

勝手に話進めてるけど・・・


「いいの?!」

「お前が欲しいっていうんなら俺も欲しい。」

「え・・・」

「ほら、いいやつ選ぼうぜっ」


ジワリと涙腺が緩み始める。


ワガママ聞いてくれてありがとぉね。