「んぅ??」
目の前には、るきあ。
距離が近い・・・
唇に、何か当たってる・・・
キス??
体を離そうとして起き上がろうとするけど、
るきあが抱きしめてきた。
やっ・・・何??
「んぅっ・・・」
角度を変えて何度もキスをしてくるるきあ。
やだっ、るきあ、何で??
離してっ・・・
「や・・・だっ」
そう言った瞬間体を開放された。
「ごめっ・・・俺っ・・・」
「・・・なんで??」
「ごめっ・・・」
「何でキスなんかっ・・・」
「俺っ・・・ごめん、抑えきかなくて」
口に手を当てて下を俯くるきあ。
るきあは何がしたかったの?
分からないよ、分かんないよ・・・
「今の忘れようね・・・」
「えっ」
目を大きく見開いて驚くるきあ。
なんでそんな驚くの??
るきあはアタシのこと好きじゃないのに、
なんであんなことできるの??
ねぇ、アタシバカだから分からないよ。
るきあは頭いいでしょ。
教えてよ・・・
教えてっ・・・