え、私、いっしょに行きたかったの? 和真と?学校に? 「…いっしょ、に?」 和真が目を点にして聞き返してきた。 ああー、意味わかんないって顔してるよ! …私もわかんないよ! えっと、その、あの、 しどろもどろにそんなことを言っていると、予想外の答えが返ってきた。 「いいよ。行くか、いっしょに」 …へ? 今度は、私が目を点にする番だった。