「…だ、誰?」 私は、思わず後ずさって身構える。 いや、てか本当に、あなたは何者ですか。 そして初対面の人に醤油求めるってどうなんですか。 「お、悪いな。まだ名前言ってなかったか」 「へ?」 次の瞬間、彼は言った。 「俺は、佐々木 和真!お前んちの隣に住んでんだ。よろしくな!」 さ さ き ? 佐々木… 佐々木って… ええぇぇえぇ?! この人が、お隣の佐々木さん?!