1時間後…


シチロー
「ただいま…」


事務所に帰って来たシチローの姿を見た子豚は、驚いた声を出した!


子豚
「どうしたの!『ジャガイモ』みたいな顔して!」


シチローの顔面は、コブとアザだらけだった。


てぃーだ
「また派手にやられたわね…」


シチロー
「とんでもない!
やられてなんかいないよ!奴のパンチなんて全然効いてないよ!
それに比べてオイラのパンチは効いたね♪奴がこう来た所をこう避けてこうよ!こう!」


シチローは、得意げに一人で喧嘩の様子を再現した。


ひろき
「ちょっと~動かないでよ!薬が塗れないじゃない…」


このケンカの相手が後に大きな敵になろうとは、その時のシチロー達にはまだ知るよしも無かった…