手っ取り早く地元の駅前のファミレスで飯を済ませ、コンビニでスナック菓子や飲み物なんかを買い込んで和樹と共に家に帰ると、いつも俺が帰ってきても出迎えたことなどない美奈がしおらしい顔をして玄関にやってきて
「おかえり。あ、和樹くん、いらっしゃい」
と、超よそ行きのかわいらしい声を出すので唖然としてしまった。
いつもならこの時間はとっくにパジャマ姿で「ぬぼー」っと寝転がってテレビなんか見ているのに……
「なに、お前? その格好」
持っている服の中でおそらく一番イケている服なんか着込み、おまけに、アイメイクをしたのか妙に目がパッチリしていて、唇もグロスかなんかで不自然にツヤツヤとさせている。
「あれ? 美奈ちゃん?」
そんな美奈を前に、和樹は目を真ん丸にして驚いている様子。
「はい」
「え~! すっごい大きくなってる!」

