寒気がする。

息苦しい。

理沙はコンビニの前にいる。

俺が来るのを今か今かと待ちわびながら。

理沙のところへ向かわなければいけない。

しかし

そんな気持ちを無視し、俺の足は、理紗の待つ場所とは全く違う方向に歩き出していた。