「だろ……」
だけど、楽しそうに話を聞く理紗を見ていたら色々な想いが湧き上がってきて、気持ちを保つどころかまた涙が上がってきてしまった。
声の調子は変えずにいたつもりだった。
けれども、理紗は俺の微妙な変化に気付いてしまったらしく、急に真顔になって俺を見上げてきた。
こんな情けない顔、理沙に見られたくない。
「悠……」
「だいぶ日が短くなったな」
俺は理沙の言葉を遮り、わざとらしいと思いながらも空を見上げた。
「うん……ホントだね」
俺の言葉につられて、理紗も目線を空へと移す。
「あ! 見て! 月がまん丸だよ!」
薄暗くなった空に浮かび上がった月を見つけて、理沙が嬉しそうに笑う。
よかった。
なんとかごまかすことができたようだ。
だけど、楽しそうに話を聞く理紗を見ていたら色々な想いが湧き上がってきて、気持ちを保つどころかまた涙が上がってきてしまった。
声の調子は変えずにいたつもりだった。
けれども、理紗は俺の微妙な変化に気付いてしまったらしく、急に真顔になって俺を見上げてきた。
こんな情けない顔、理沙に見られたくない。
「悠……」
「だいぶ日が短くなったな」
俺は理沙の言葉を遮り、わざとらしいと思いながらも空を見上げた。
「うん……ホントだね」
俺の言葉につられて、理紗も目線を空へと移す。
「あ! 見て! 月がまん丸だよ!」
薄暗くなった空に浮かび上がった月を見つけて、理沙が嬉しそうに笑う。
よかった。
なんとかごまかすことができたようだ。

