サクラノコエ

「休むことなんか……」

再び頭痛が襲う。

痛ぇ……

母さんに気付かれたら、ますます休めと言われるに決まっている。

顔を歪めたらいけない。

頭を抱えたらいけない。

俺はギューッと締め付けられる様に痛む頭に手を持っていかないよう我慢しながら

「メシ要らねぇ!」

と、言い捨てて足早に自分の部屋へと戻った。