理紗。

お前のことを考えると、胸が苦しい。

喉の奥が詰まって。

メシも、あまり食えない。


あ……


また、涙が出てきた。

俺、お前のことが好きすぎて、ホントにおかしくなってんのかな。

「悠人? 大丈夫? 調子悪いの?」

箸を握りしめたまま、目の前に出された食事に手を付けようとしない俺を変に思ったのか、母さんに背後から声を掛けられた。

その言葉に、何故だか鼓動が早くなる。