サクラノコエ

頭……

かじられたのか……?

「お前『和樹、和樹』ってうるさい」

横から、和樹の半笑いの声が聞こえる。

あれ?

和樹がいる?

まだ寝てんのか? 俺。

起きあがることも出来ず、まばたきを何度も繰り返す。

「おはよ! 遊びに来てやったぞ!」

「ジャングル……もう行かない」

「は? お前どんな夢見てんの?」

俺の言葉に、和樹、大ウケ。

あ……

本物だ。