「失礼しま~す」
仕事をアップして、クルールームでケータイを見つめ一人悶々としていると、学校帰りの田端が入ってきた。
「あ……おう」
「あ、松永さん! おつかれっす! 今アップっすか……って、なんか暗いっすね」
「ちょっとな」
「松永さん、池田とうまく行ってないんすか?」
田端の中で理紗は『村田理紗』ではなく『池田真衣』。
俺は真衣と付き合っていると思われている。
まぁ、それもまるっきり違うわけではないし、真衣が精神的に不安定なのは周りの噂から知っているが、多重人格ということまでは分かっていない田端に、いちいち説明するのもめんどくさいからそのままそう思わせている。
仕事をアップして、クルールームでケータイを見つめ一人悶々としていると、学校帰りの田端が入ってきた。
「あ……おう」
「あ、松永さん! おつかれっす! 今アップっすか……って、なんか暗いっすね」
「ちょっとな」
「松永さん、池田とうまく行ってないんすか?」
田端の中で理紗は『村田理紗』ではなく『池田真衣』。
俺は真衣と付き合っていると思われている。
まぁ、それもまるっきり違うわけではないし、真衣が精神的に不安定なのは周りの噂から知っているが、多重人格ということまでは分かっていない田端に、いちいち説明するのもめんどくさいからそのままそう思わせている。

