サクラノコエ

まさか、昔の彼氏がすげぇ悪い奴だったとか?

もしそうなら、俺はその分も理紗をすげぇ大切にしてやりたい。

理紗が感じている色々な不安から、守ってやりたい。

「落ち着くまでここにいればいいよ」

俺は理紗の背中を軽くトントンと叩いた。

小さいころ、泣いている俺に母さんがしてくれたように。


理紗……

お前はなにを抱えているんだろう。