サクラノコエ

「まぁ、学校よく休んでたみたいなんで、単にそれで友達少なかっただけなんじゃないっすかね」

「学校よく休むって? なんで?」

「詳しくは知らないっすけど……」

そこまで言うと、田端は言葉を続けることを迷うように、黙り込んでしまった。

「けど? なんだよ? なんか知ってるなら教えろよ」

言葉の続きを知りたいあまりに、ついキツい言い方で次を求めてしまった俺。しかし、遠慮がちに田端が発した言葉はとても衝撃的だった。

「なんか『体の問題』みたいなこと……」

背中にサーッと冷たい物が走っていく。