サクラノコエ

「あ、話」

「え!?」

思わぬ理紗の言葉に、せっかく落ち着いた心拍数が再び上がり、変な汗が滲み出てくる。

「ドキドキしすぎてなにも聞く余裕がなくて、ごめんなさい。えっと……私がなんとか?」

「ば! だ、だから! あの、それは」

そんなこと改めて聞くなよ! 

俺にもわからねぇのに!

「はい」

「だから! お、お前は俺の……」

「俺の?」