「あー最悪。なんなのあいつ。」
ふられた。つきあって3ヶ月の彼に。私にとっては長く続いたよ。いつも私が告って二股かけられてたり、自然消滅。けど今回は違う。授業中彼からきて「お前おもい。わかれよ。」グサッときた...立ち直りの早い私でも、さすがにこのふられようはね。次の恋?出来るわけない。
この日から渋谷とか原宿とか、嫌いになった。イチャイチャしてるやつらがウジャウジャいる。あーキモい。
休みの日でも遊び行きたくないし、だっさい格好でスッピンで外でて一人でうろちょろしてた。もーどーでもいい。
そう思ってた。でもねなんでかな、彼と初めてあった公園にたどり着いていた。目から涙がこぼれおちた。なんで?なく必要なんてないんだよ?あんな最低な奴...自分を頑張って説得してた。でも涙ゎとまらなかった。
「結衣ちゃんどーした?」
話しかけてくれたのは男子バスケ部キャプテンの駿也先輩だった。あんまり話したことはなかったけどかっこよくて有名だった。
でも私はそれどころじやなかった。
「なんでもないです」
「なにそれっ悲しいことあったの?俺でよければ話聞くよ?」
「構わないでくださいよ!!」
怒り口調でいった。
そしたらニコッと笑って
「MAILちょうだいっ」
といってメアドを書いた紙を渡された。
これが駿也と私の出会いだった。