いつやったか、あるファッション誌主催の水着コンテストで優勝し、表紙を飾った事があるつわものや(注:今では見る影も無し)。 店は、オカン目当てのスケベなお客チャマで賑わった。 背中に絵を描いたオッチャマ達からも、ごひいきにしてもろうた。 でもオカンは、誰にもなびかへんかった。 そんなオカンが、突然店を閉めて[カタギ]の仕事に入ったんはオレ、竜太郎が7才、姉貴・奈美11才の頃やった。