「オバアチャンにソックリですねェ」 看護婦さんも認める。 「私もさっき見たら、ほんまにソックリや思ったわ」 疲れながらも千佳子が言う。 「ほんまや、ウチソックリや!」 喜び勇んでオカンも認める。 オレは…‥、 認めたく無いッッ!!(涙) 頼むから顔だけであってくれ。 性格はどうか千佳子に似ますようにと、オレはその日から切実に祈った。 -23. 嗚呼!我が子よ! 終-