「あれだけ口が達者やったら大丈夫や」 オレは、心配する千佳子に言い聞かせ、自分も会社に出た。 とは言いつつ、やっぱり心配になるオレ(ええヤツやろ?)。 仕事場に着いても、家に電話しよかどうか悩んだ。 けど、なんか有ったら昼から帰るはずの千佳子から電話が有るはずや。 そう思って仕事を続けた。