「オー、せやせや、 〝スッパラゲッチイ″や」 オカン。 もしかせんでもそれ、 【スパゲティー】 やろ? やっぱりアンタはどこででも生きて行けるわ。 いつっもの事やと思いながら、オレはほっとく事にした。 が、オカンの声が更にデカクなる。 「ノーッ! ノーッ!」 話し、解ってるんか? 思った次の瞬間、オレはオカンの言葉を聞いて固まった。