「ですから私が妻ですけど?」 姉チャンは、カチンときてちょっと声高々に言い返す。 「はぁ。ですから書き直して欲しいんです」 くぉいつぅ~! どこが間違うとるねん! かなりカチンときた姉チャンは、今度は更にデッかい声で、 「だからあ、私が妻ですッ!」 周りの客達も、何事かと声をひそめこちらを見とる。