私はゆるい坂だけれど
いつまでも続くもんだから
酔ったのか急に眠くなってきてしまった





私は夢をみた...



「おい、癒ー見てみろ」

「パパなになに?
.....うわー!!!」

山の頂上まで行く途中の道で
綺麗な景色を
パパが指を指しながら言った

「ほらパパ!!
片手じゃ危ないでしょ?
頂上に近くなってきて
カーブが急になってきたんだから...」



そうだよ!
思ってみれば結構坂のカーブは急になってきて
曲がるたびにパパは

「おーっと」

と言っている


「もー危ないんだから」

ママがそういって
私の方をチラっとみて

「ね?癒?」






私は目が覚めた