「何で、おれなんだよ?」
「太輝と秀樹はネット繋がってないだろ?」
二人が同時に頷いた。
「おれはまだデモテープの編集をしたり、歌詞カードを用意しないとだし。……それとも、その作業をやってくれるか?」
その顔には、だったら送り先を調べる方が楽だろ? と書かれていた。
「分かったよ。調べておきますよ」
「じゃ、よろしく。来週の練習までには聞いてきてくれよ。睦也、お前は送り先も探しといて」
睦也は渋々了承し、タバコの煙を思い切り吐き出した。胸に巣食った、わだかまりを吐き出すように。
「太輝と秀樹はネット繋がってないだろ?」
二人が同時に頷いた。
「おれはまだデモテープの編集をしたり、歌詞カードを用意しないとだし。……それとも、その作業をやってくれるか?」
その顔には、だったら送り先を調べる方が楽だろ? と書かれていた。
「分かったよ。調べておきますよ」
「じゃ、よろしく。来週の練習までには聞いてきてくれよ。睦也、お前は送り先も探しといて」
睦也は渋々了承し、タバコの煙を思い切り吐き出した。胸に巣食った、わだかまりを吐き出すように。


