「でも、そこには昔のような日々は待ってなかった。ずっと一つの部屋で、川の字になって寝てたのに、お母さんは別室で寝るようになって、そんな二人に反抗して、私も一人で寝るようになった。正式な離婚がいつされたのかは分からないけど、お母さんはいつの間にか旧姓に戻ってて、それなのに一緒に暮らしてた。意味が分からないでしょ?」
質問を投げ付けられても、睦也は答えることが出来なかった。そんなのおかしい、そう思ったが、安易に口に出来る言葉ではなかった。黙ったままの睦也を尻目に、優は再度口を開いた。
質問を投げ付けられても、睦也は答えることが出来なかった。そんなのおかしい、そう思ったが、安易に口に出来る言葉ではなかった。黙ったままの睦也を尻目に、優は再度口を開いた。


