「しょうがなくないだろ。お前のその気持ちを伝えてやれよ! お前に夢が大切なように、優ちゃんだって夢が大切だったんだぞ。もう一度、一緒に夢を追うよう伝えろよ。電話が繋がらないならメールでも何ででも」
「もう伝えたよ。でも、何の返事もなかった。あいつの気持ちに気付いていながら、何もしてやれなかった、おれが悪いんだよ」
沈黙が流れた。
「睦也、今はお互い冷静差に欠けてるだけだ。だから焦らず、優ちゃんからの連絡を待てよ。あの子もきっと、こんな結末は望んでないはずだろ」
睦也は首を縦に振るだけで、何の言葉も口に出来なかった。
「さぁ、今日は飲むか」
何に対してかは分からないが、乾杯をしてグラスの残りを飲み干した。今夜は、いくらでも飲めそうな気がした。
「賢介、新曲作るよ。最高にいい曲を」
「もう伝えたよ。でも、何の返事もなかった。あいつの気持ちに気付いていながら、何もしてやれなかった、おれが悪いんだよ」
沈黙が流れた。
「睦也、今はお互い冷静差に欠けてるだけだ。だから焦らず、優ちゃんからの連絡を待てよ。あの子もきっと、こんな結末は望んでないはずだろ」
睦也は首を縦に振るだけで、何の言葉も口に出来なかった。
「さぁ、今日は飲むか」
何に対してかは分からないが、乾杯をしてグラスの残りを飲み干した。今夜は、いくらでも飲めそうな気がした。
「賢介、新曲作るよ。最高にいい曲を」


