『亜紀ー!!あっちに人だかりができてるよ! 行ってみよ?』 そう言って梓は私の手を引いていく。 たくさんの女の子と混じって男の子も数人いる。 そのまん中で、一人の男の子がいた。 背を向けているから顔が見えない。 少し気になる。。 一向にこっちを男の子は見ようとしない。 私と梓がそこを離れようとしたその時、 一人の女の子がその男の子に告白した。 周りは一気にざわつきはじめた。