晴れのち恋

そして、放課後になった。


「涼香頑張ってね♪」

「遠くから見守ってるから!」

「いい男か見といてやるよ!」



望はわざわざ双眼鏡を出してきた。


それで見るの!?と誰もがツッコミたかっただろう。



「じゃあ、靴箱までみんなで行こう♪」


沙耶の提案にみんな賛成した。


私達の教室から見るとまだ門にはいないように見えた。


もう一度階段の窓から見るとそれっぽい人を発見した。